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5. 喜井はあまりとやかく言いません

創薬標的科学研究室のモットーは「自分で考える」です。言われたからやるではダメです。学生の行動や態度はその学生の考えを反映していると喜井は判断します。当研究室にふさわしくないと判断した場合は、修士課程への進学を認めません。こちらの「大学院への進学について」もよく読んでください。

修士課程は希望すれば誰でも入れると勘違いしている学部学生もいるようですが、進学には入試があり、複数の教員によって審査されます。進学するのなら、審査教員全員から高い評価をもらえるよう努力してください。「この学生を修士課程に入れて本当にいいの?」なんて言われることがないようにしてください。

人間には、「好きにやっていいよ」と言われると「果てしなく手を抜く」アンダーアチーブタイプと、「やりたいことを寝食を忘れてやる」オーバーアチーブタイプに二分されます1。研究者として大成するのはオーバーアチーブタイプです。私の知り合いの研究者は全員がオーバーアチーブタイプです。社会でもどんどんと出世する人間はオーバーアチーブタイプではないかと思います1。組織に人間が集まるとなぜか不思議とこの二つのタイプに分かれます。性格なのか、資質なのか、これまで学んできた結果なのか、理由はわかりません。ただ、誰しも好き好んでアンダーアチーブタイプになりたいとは思わないのではないでしょうか?

当研究室では基本的には課題やノルマを課すことはありません。可能な限り学生の主体性に委ねています。しかし行動や態度から当研究室にふさわしくないと判断した場合には課題やノルマを課し、成績評価も厳密にします。

​私の個人的な印象ですが、昨今の学生はうまくサボる、頑張っているふりをするのが非常に下手です1。そんなんでは社会に出た時に擦り切れてしまうので、上手い自分に合ったやり方を模索しましょう。

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